Excel（エクセル）セル内の改行について
Excel（エクセル）セル内に改行する必要が、たびたび出てくる問題ですが、改行の設定が手慣れず、困ったりしたことはないでしょうか。
本記事では、Excel（エクセル）改行を分かりやすく説明しますので、必要な方は、ぜひ参考してください。
目次
1. 「Enterキー」か？それとも「Alt＋Enter」キーか？
Excel（エクセル）セル内、少し長い文書を書いて改行するときに、Enterキーを押しても、画像の様に、改行されずに下のセルに移動してしまいます↓
Excel（エクセル）では、改行できるキーは「Alt＋Enter」キーです。
「Alt＋Enter」キーは、文書の途中で、任意の位置で改行できるキーです。
セルの右端入力した文書の改行したいところにカーソルを入れて、「Alt＋Enter」キーを押します。カーソルを入れたところから、文書は改行されます。
この方法は、Windows版の使用方法です。
Macの場合は：
また：
少し長い文書を入力したとします↓
「あかさたなはまやらわ」の後に、「Alt＋Enter」キーを押すと、次の行から入力が実行できるようになります↓
改行して入力したら、最後にセルを広げて、改行入力が完了です↓
入力を続けると、文字列が自動的に枠内に並べることができます↓
文字入力途中で、「Alt＋Enter」キーを押すことで、任意な位置で改行が行われます。
2.折り返し機能で改行を行う
Excel（エクセル）には、セルの右端まで入力したら自動で改行が入る、「折り返し機能」があります。
セルに「折り返し機能」を設定しておけば、自動で改行が入るので、Excel（エクセル）作成中、簡単に改行ができます。
「折り返し機能」の設定順番は次の通りです↓
- 先ず、改行を入れたいセルをダブルクリックして編集モードにします。
- 次に、ホームをクリックします。
- そして、リボンにある折り返しアイコンをクリックします。
「折り返し機能」をオンにしていると、文書が自動で改行されます↓
セルの幅で、調整を行う↓
セルの幅を右の方向に広げると、文字列が自動で右端まで移行しますので、改行位置も簡単に調整できます。
折り返しを設定しておけば改行にいちいち操作する必要がなくなり、安心して文章を入力できます。
ここまでくると：
① セル内の任意の位置での改行は、「Alt」+「Enter」キーです。
単語などを適度な位置に区切るので、便利です。
② 右端まで自動での改行は、「折り返し」の設定からします。
セルの範囲内、右端まで文字が埋まるので、妙なスペースなどが残らず、表記事はキレイに仕上げられます。
という、2つの方法に馴染んできましたね。
3.書式設定で改行を完成する
「折り返し機能」の利用は、セルの書式設定からでもできます↓
- 先ず、改行したいセルを右クリックします。
- 次に、「セルの書式設定（F）」をクリックします。
「セルの書式設定」のダイアログボックスが開けます↓
- 「配置」をクリックします。
- 「折り返し全体を表示する（W）」にチエックを入れて、
- 「OK」を押します。
セルに「折り返し機能」が設定されます。
※Office の古いバージョンには、この3つ目の方法を適用しましょう。
まとめ
Excel（エクセル）を改行するには、「Enter」キーを押しても、Word文書のように改行できません。
Excel（エクセル）で、改行するときには、3つの基本的な方法があります。
① 「Alt＋Enter」キーで、任意の位置で改行する
② 折り返し機能で改行する
③ 書式設定をして改行する
との3つです。
Excel(エクセル)セル内改行の手順を一度覚えて置けば、表計算の作業がモットスムーズになります。
ぜひ試してみてくださいね～～
ちなみに、Excel（エクセル）で、改行を削除するには：
① 「Delete」・「Backspace」で一つずつ削除
② 検索と置換を利用して一括で削除
という2つの基本的な方法があります。
今度の記事で紹介しますので、おタノシミしてください。
Excelに関する問題は、次のサイトをご参考ください↓
